NEXT REAL ep.0004 NEW LIGHT POTTERY vol.01 灯りをつくる人

About NEW LIGHT POTTERY

慌ただしくトレンドが入れ替わる街、東京。
最近オープンした話題スポットには必ずとも言っていいほど使われている照明があるのをご存知でしょうか。
強く主張する照明ではないのだけれど、しっかりとした存在感を放ち、どこか懐かしい空気感がある。

手がけるのは2015年設立のNewLightPottery。奈良は生駒。素敵な自宅兼オフィスで、
デザイナーの永冨さんにお話をお聞きしました。

Photo by HIROKI KAWATA

NewLightPotteryを始めたきっかけからお聞きしたいのですが、
その前に、NewLightPotteryってどんな意味ですか?

照明の会社って、横文字のカッコイイ名前をつけるんです。知り合いの会社とかもみんなそうで。だから、ちょっとダサいのにしてやろうと。(笑)

「NEW」とか「新」とかつけるのは、大体古臭いですよね。ニューナンチャラ。新世界。みんなもう古い。(笑) 実は、大阪に「ニューライト」っていう定食屋があって、そこもだいぶ古いんです。どこがニューなんだってくらい。でも、いーんすよね。哀愁漂う、そんな空気感が好きで、お借りしました。

まさかそういう経緯とは考えもしませんでした。 確かに、「ニュー」がつくと哀愁漂いますね。(笑)
それにポタリーを掛け合わせたわけですが。

ポタリーつまり陶芸家なんですが、土を持ってきて、捏ねて器を作る。人間が初めて行った ものづくり のイメージを掛け合わせました。どこか懐かしく、それでいて永く大切にしてもらえるもの。そんなプロダクトを。という思いを込めて。

「ニュー」ってもう古いんです(笑)

家族との田舎暮らしを求めて独立

NEW LIGHT POTTERYを起業したきっかけを教えてください

会社員で忙しく働いていた2011年にちょうど震災があって。このままでいいんだろうか。と考えたのがきっかけでしたね。家族との時間が取れなかったので、両立する方法をと思い独立しました。

SOHO物件や、レンタルオフィスのある都市部で起業する人も多いですが、
なぜ奈良の生駒を選ばれたんでしょう。

子育て環境の良い田舎で、協力工場の多い、大阪に近いところ。そんな条件が重なったところが生駒だったんです。
あまり、かっこいい理由じゃないんですよ。(笑)
2013年3月に自宅兼オフィスを建てました。大阪は照明メーカーの会社が多いので、意外と生駒あたりに住んでる関係者は多いです。

独立後の生活はいかがですか。

食事はほとんど、家族みんなで。になりましたね。出張はありますけど、毎日家族との時間が取れるようになったのは良かったです。

インテリアのような照明はいらないのか

照明メーカーになったきっかけは、なんだったんでしょう。

前職は商業用照明の照明メーカー。妻とプランナーとして働いていました。照明にはテクニカルと意匠的な照明があります。2010年ごろ、建築家からの要望もあって、間接照明などビルトインになってきて、照明自体の存在を消すという方向になってきたんです。そんなときにセミナーで、あらゆるものがウェアラブルデバイスのように人に近づくか、人から離れて壁の中にビルトインされるか、という2極化になるという話を聞いて。照明も大きな流れでその方向にあったかと思います。ただ、自分の中では違和感があって。もっと空間に調和しながら、主張のある照明。インテリアとしての照明器具があってもいいのではないかと考えていたんです。それで、そういう照明がないなら、自分で作ろうと始めたのがきっかけです。

NEXT REAL ep.0004 NEW LIGHT POTTERY vol.01 灯りをつくる人では、社名の由来。照明メーカーになった経緯をお聞きしました。vol.02では、製品コンセプトについてお聞きします。なんと、NewLightPotteryの製品にはコンセプトが”無い”!?その秘密に迫ります。
NEXT REAL ep.0004 NEW LIGHT POTTERY vol.02 ニュートラルの魅力について>>>

株式会社 ニューライトポタリー

住所:〒630-0246 奈良県生駒市西松ヶ丘5-18

TEL:0743-20-7229

設立:2015年3月3日

代表:永冨 裕幸

事業内容:照明器具のデザイン、設計、製造及び販売、照明プランニング

 

www.newlightpottery.com/

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