NEXT REAL ep.0002 Wonder Line 後編 WONDERを生み出すカルチャーについて

NEXT REAL ep0002 WONDER LINE 中編では、ラグジュアリーペットケアコスメ事業を始めたきっかけ。妥協なき品質を求めて研究開発した時代から、ファンが生まれるまでの過程をお聞きしました。後編では、そんな製品を生み出す彼らの”カルチャー”にフォーカスします。

全員が"動物好き"

みんなでコンセプトや価値観を共有するために行なっていることはありますか。

メンバー同士は、ほんと仲がいいんです。
みんな動物が大好きで、愛犬家。だから、自分たちで商品も使ってます。藤掛が初めてChuck’sを使った時なんか、夜中に電話かけてきましたからね。これはすごいって。昔はちょっと臭かったらしいんですけど、ほんといい匂いになったって。よかったね。

メンバー全員で同じことをする時間

そんなことがあったんですか。仲の良さが伝わってきます。

ほんとそうなんですよ。なので、店頭でもほんとに自信を持ってオススメできます。あとは、みんなで同じ作業をする時間がある。ってこともいいのかもしれないです。みんなで食事することも多いですね。パスタなら、あの店。寿司ならこの店。って感じで。

一緒に食事をするってやっぱり、距離が縮まって良いですよね。

あと、社長はいつも、各自がリーダーシップを持って、自分で考えて仕事するように言ってますよね。会議の時でも、必ず自分の意見をいうようにって。新入社員でも、すごいんですよ。自主的に色々調べて、企画出してくれます。

素晴らしいチーム。みなさんのモチベーションはどこから来るのでしょう。

やっぱり、自分が作りたい!って思えるものを作っているから楽しくできるんです。だから、負荷がかかっても、大変だとは思わないです。やりたいことができてるので。

それに、やっぱり犬が大好き、だからこだわれる。

EDITOR’S EYE

“これって、もっとこうなったら良いんじゃないか。”そんな風に感じることは誰しもあること。でも、本当にやってのけてしまうのはごく少数だ。そしてWONDER LINEはそれをしている。2つの事業は全く異なるものだが、妥協なきものづくり、企画/デザイン/製造/プロモーション戦略/SNSまでを内製で行うという点は共通。そうすることで、製品とブランド、販売網、SNSでの投稿までが筋が通っていて、ちぐはぐさがない。これが製品の魅力を抜群にしている。

彼らは、自分たちの製品によって実現させたい“生活”をはっきり思い描いている。それが、製品の品質に、デザインに、販売スタイルに表れている。モノが溢れる時代の中でも、埋もれることなく、ファンを獲得できる魅力は、そこから生まれるのかもしれない。

ビジョンやコンセプトを共有する。というのは、なかなか難しいことだ。しかしWONDER LINEはライフスタイルごと共有することで解決している。動物が大好きなメンバーで仕事することによって。一緒に食事をすることによって。きっと、無機質な会議や報告ではなく、リラックスした時にかわすリアルな会話がビジョンをすり合わせ、より強くしていくのだろう。彼らから次はどんなWONDERが飛び出してくるのか楽しみだ。

WONDER LINE株式会社

住所:〒107-0062 東京都港区南青山 6-13-5 4F

TEL:03-3401-1888

設立:2012年12月

代表:西岡 宏星

 

事業内容:

ペットグッズの企画・製造・販売
モバイルガジェットの企画・製造・販売
日用品雑貨の企画、制作、販売及び輸出入
グッズ制作・各種OEM

 

www.wonderline.co.jp

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